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2025.05.01BLOG

マンション理事長インタビュー ~自主管理から管理委託へ~

浜松市中央区の自主管理マンションが昨年8月から当社の管理となりました。自主管理時代の問題点、管理会社管理移行時の心配ごと、管理会社管理にして良かった点などを当該マンションの理事長(以降、理事長)に聞きました。(聞き手は当社担当フロント)

――自主管理していた時期にはどのような問題点がありましたか。

理事長)竣工以来五十余年、事務の一部は管理会社にお任せしていましたが、その他は自主管理を続けてきました。居住者が比較的若いときは何とかやれてきましたが、近年は、役員の成り手を探すことすら苦労している状況が続いていました。自主管理とは名ばかりで、大半は理事長一人が重い荷物を背負うことになる状況でした。これでは、役員の成り手が不足するのも当然ですね。

 

――役員の成り手がいないということのほかには何か問題点はありましたか。

理事長)対応する側が素人ですので、各委託業者に対して交渉ができないということも問題点と感じていました。工事をお願いする場合、見積りの内容が適切なのか不適切なのかを精査することも難しいですし、相見積りを取得するにもどこに依頼していいのかも分かりませんでした。何となく高いなと感じていましたが、半ば指値(さしね)状態にも関わらず、こんなもんかなと自身を納得させていました。

 

――管理会社に管理を依頼しようとした際、心配ごとはありましたか。

理事長)まず、建物が古いですので管理していただけるかが心配ごとの一つでした。もう一つは、管理費が今より高額になるのではないかということでした。幸い、提出された見積りを確認したところ思った以上に低廉な金額であり、どちらの心配ごともクリアでき安心して任せることができました。特に、金額に関しては、自主管理時代より40万円以上多く繰越額を確保できるようになりました。この結果から、いかにこれまで、高額な発注を強いられていたかということも分かりました。

 

――管理会社管理にして良かったことはどのようなことですか。

理事長)理事会や総会の運営業務、会計処理業務、委託先・業者との連絡業務、立ち合い業務などの物理的な時間がとられることがなくなったことですが、精神的なプレッシャーがなくなったことが一番ですね。

 それに加え、設備関係のトラブルへのレスポンスの早さにはさすがと思うことがよくあります。先日も、フロントの提案で行った給水ポンプの交換により、これまでの水圧も水量も安定しなかった水栓が、ポンプを交換したとたんに安定給水となり、しかも水性が向上したようにも感じられました。これは多くの居住者が異口同音に話しています。さらに、特別清掃も提案していただき実施したところ、マンション内の埃っぽさはなくなるは、壁や床面はきれいになるは、照明設備の灯具は美しくなるは、どことなく建物全体がクリーンアップしたように見えます。

このように、同じお金をかけるなら、喜ばれる改善策の提案をいただいた上で実施するのが管理組合としては嬉しいわけです。この他にも、将来を見据えた長期修繕計画の作成についても提案をいただいております。

常にマンション側に立ち、将来を見据えた提案や助言をしてくれる管理会社に巡り合えたことは、管理組合にとって幸せなことと思っています。